折り鶴に込められた祈りを未来へつなぐ——文華堂×芸術学部による平和への新たな試み
広島平和記念公園にある「原爆の子の像」には、1年間でおよそ10トンにも及ぶ折り鶴が世界中から捧げられています。この折り鶴は、平和の象徴としての役目を終えた後、広島市から希望する事業者などに譲渡され、名刺などの紙製品に再生されるなど、さまざまな形で活用されています。
このたび、折り鶴の再生素材を用いた新たな活用方法を模索するため、紙製品を手がける株式会社文華堂と協力し、「おりづる再生プロジェクト」をスタートしました。
2025年4月16日(木)、本学附属図書館「いちだいコモンズ」にて、芸術学部の中村圭教授がコーディネーターを務める第1回ディスカッションが開催されました。文華堂の社員と有志の学生たちが集まり、折り鶴に込められた多くの人々の祈りをどのように未来へ伝えていくか、熱心に意見を交わしました。
このディスカッションの様子が、RCC中国放送の情報番組「イマナマ」にて紹介されました。
なお、このプロジェクトは、産学が連携した受託研究として取り組んでいます。
■RCC中国放送「イマナマ」5月23日(金)放送■
「折り鶴再生の可能性を考える」
◇RCCニュースDig
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1935156?display=1
◇RCC専用YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=D4Rscfq9Occ&t=29s